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6月8日は世界海洋デー|魚たちの未来のために
本日6月8日は世界海洋デー(World Oceans Day)。2008年12月5日の国連総会にて制定された国際デーです。
海は地球の大部分を占めており、私たちが呼吸する空気と食料を供給し、気候と天気を調節しています。海が私たちに与えてくれる大きな恩恵に対し、私たちは何ができるのか。
今年の世界海洋デーのテーマは、”Planet Ocean: Tides are changing”「潮目は変わりつつある」
魚の乱獲、過剰搾取、海洋酸性化によって漁業資源の3分の1超が、持続不可能なレベルで捕獲されています。
限られた海洋資源の活用方法やマイクロプラスチックゴミ問題、海水温の上昇など対策はもう待ったなしです。
身近なところでも感じた海の変化。「さかなのうた」で取扱っているぺったんこちりめんの原料。主に瀬戸内産の「いりこ」なのですが、昨年は漁獲量が急減しており調達が困難な状況でした。瀬戸内海では近年、栄養塩濃度の低下(貧栄養化)や高水温化が指摘されており、これらはカタクチイワシの餌のプランクトン減少にも関与しているとみられています。※
https://www.fra.affrc.go.jp/pressrelease/pr2022/20221118/20221118press.pdf
海に囲まれた日本に生活しているからこそ、今後の接し方を考える機会にしてみては。
Virtual Event:2023年国連世界海洋デー
6月8日(木)10:00~13:30/EST(日本時間23:00~2:30)開催予定